オーガニックコスメ認証の種類 日本のオーガニック認証

AFAS

オーガニックコスメ

AFASオーガニックコスメ認証は2016年にスタートした新しいオーガニックコスメ認証。 有機・JAS有機・特別栽培・ISO認証として知られているアファス認証センターが新しく制定した規準。
■国内に潜在的に存在する原料や伝統製法、 日本における第一次産業(農業や製造業)の保全
■情報公開や第三者性を重視
その他詳細基準については現在AFASオーガニックコスメティック基準委員会にて決定。 またAFASオーガニックコスメティック説明会を随時開催しています。

JOCO

オーガニックコスメ オーガニックコスメ

JOCO(日本オーガニックコスメティック協会)は、 2007年に発足した日本のオーガニックコスメ認証団体。オーストラリアのオーガニック認証ACOと同等の 基準レベルを示しました。しかしながら、400社の認証応募があったにもかかわらず、 基準が高く認証をクリアする日本のコスメブランドは1社もありませんでした。 これをうけて、2018年より活動を休止しています。
【JOCOの認証基準――原材料/製造基準】
■ 原材料の認証基準は有機JAS の有機農産物の生産行程管理に準じる。
■ 製造工程は有機JAS の有機加工食品の生産行程管理に準じる。規格も準じる。(水、加工助剤を除く  95%以上が有機原材料。抽出に当たっても有機JAS に準拠)
■ 許可する添加物は 原則、植物由来であり、化学的に合成されたものは使用しない。
■ その他
 原材料・動物由来原料禁止(蜂蜜、牛乳等可)
・動物実験禁止
・石油由来原料、防腐剤(フェノキシフェタノール、パラベン等)の禁止
 添加物・添加物(最終製品の5%以下。ただし「別表」に記載あるもの)
 水 ・製品に使用する水は「飲用適」以上であること。
 製品 ・パッケージ等薬事法を適用また製造に当たっては原則Green Chemistry を遵守
 表示 ・INCI ネームの記載
・配合成分の使用目的の記載
・パッチテストの義務化
・製品認定ではなく工場認定(ただし製品ごと規定用紙に要求事項を記載)
・化粧品GMP(ISO22716)の適用

JONA

オーガニックコスメ オーガニックコスメ


1993年、日本で発足。有機農業を推進し有機食品を普及することを目的に設立されたNPO法人です。 日本で最初のオーガニック認証団体であり厳格な検査をする登録認定機関です。 オーガニックな世界を実現すべく、有機認定業務・IFOAMの一員として、世界のオーガニック運動に参加しています。 日本国内で最初にオーガニック認証活動を開始した民間団体であり、認証件数は毎年600件を超えています。
JONAオーガニックコスメ認証基準の主な目的は、
〇 オーガニックコスメを求める消費者が選択しやすい環境を整えること。
〇 オーガニックの農畜水産物の生産を促進し、環境負荷の低減に寄与すること。
〇 人々の持続可能な生活スタイルの普及に寄与すること
の3つです。このことから認証の原則を決定しました。
・有機農畜水産物や環境に配慮した資源(鉱物等)を用いて製造すること。
・石油由来原料、合成着色料、合成香料の使用は認めない。
・動物由来原料使用可。ただし、食品の副産物由来であること。
・組換えDNA技術、ナノ技術、内分泌撹乱作用が疑われるもの、放射線照射は認めない。
・有機原料または自然界の再生可能な資源を主体とし、その他原料の使用を極力避ける方法を選択し、 ・物理的生物の機能を利用した手法を基本とすること。
・鉱物および鉱物由来原料は、化学的合成物質が添加されていなく、許可工程のみで製造されたもの。
・化学農薬や化学肥料を使わずに、水、土、大気を汚染から守ります。
・保存料や着色料などの添加物をできる限り低減し、食品の安全性を確保します。
・化学的な染料や塗料を使用せず、アレルギーのない生活を目指します。
・自然の動植物を守り、生物多様性を保全します。
・適地適作・地産地消で、地域の文化を大切にします。
・児童労働の禁止、植民地栽培の排除、南北格差の解消など、人を大切にする社会を実現します。

・取得製品例:太陽油脂オーガニックホホバオイル月香物がたり

エコフィット

エコフィット

2013年に設立した日本のオーガニック認証機関。安心・安全なオーガニック原料を選定・配合した、 人体にも生態系にも優しい化粧品を策定します。 化粧品に不可欠な必要最低限の合成原料も配合する一方で、より安心で安全なオーガニック原料を選定し・厳選した 基準に合格した製品・原料・化粧品工場に認証マークを発酵する活動を行っています。 な残留農薬検査、重金属検査を 液体クロマトグラフィーやガスクロマトグラフ・タンデム質量分析を使って検査します。
認定基準
1. 動物由来原料(微生物由来原料、昆虫等が植物を介して生産した産物は除く)、 遺伝子組み換え原料、合成香料、合成タール色素、合成界面活性剤、(エコフィット★1は除く) パラベンは用いない。
2. 過去3年以上、農薬、化学肥料を全く使用していない農地で栽培した植物をオーガニックとする。 (有機JAS規格もしくはそれに準拠する規格)
3. 最終製品の80%は自然由来原料(水を含む)である。(エコフィット★1は除く)
4. 最終製品の15%はオーガニック原料である。(エコフィット★5は25%)
5. 植物由来原料の95%はオーガニック原料である。
6. 製品開発にあたり動物実験は行わない。
7. 最終製品について防腐効力試験、細胞毒性試験、ヒトパッチテストを行う。
8. 環境に配慮した容器、パッケージ、印刷用インク等を積極的に用いることが望ましい。
9. 機器による試験を行う。(残留農薬検査、重金属検査)

取得製品例:エコットコスメエクラビオオイルかぼく原液





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