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オーガニックな虫除け対策〜オーガニックコラム

オーガニックな虫除け対策

オーガニックコスメブランドから発売されている、いわゆる虫除けスプレーや、虫除けクリームとは、 いったいどんな成分で作られているのでしょうか。
化学成分を使った虫除けスプレーを長らく使っていると、虫自体に耐性が付くため、 人間はより強力な化学物質で皮膚を保護しなければいけなくなります。それが、 殺虫剤の歴史でも色濃く残っており、人々はどんどん抵抗力の強い害虫を生み出してきました。
対生のできた虫に対して、さらに強力な成分を、と進められた殺虫剤成分。現在主成分が「ディート(DEET)」 の虫除けばかりとなりました。このディートは、ベトナム戦争中に米軍が開発した成分で、 昆虫忌避薬です。成分の毒性が強く使用者の健康を害する恐れがあると言われており、1989年、米国環境保護庁はディート使用後に 頭痛や痙攣を起こしたり気を失うと言う広告を数件受けて消費者広報を発行しました。
痛みがあったり傷のある皮膚にはディートを絶対使用しないこと、目や口にはかからないようにすること、 使用後は石鹸と水でシッカリ洗い流すこと、とアドバイスしています。このような化学物質に頼って、虫をよける必要はあるでしょうか。

オーガニックコスメブランドが発売している虫除けスプレーの多くは、天然エッセンシャルオイルの効用を活用しています。 虫の嫌う匂い(人間にとっては良い香り)をつかって、虫をよけるのです。また、これらのオイルは実際に虫を殺すようなことが無く、 虫を寄せ付けないだけなので、虫に対しても優しく、耐性をつけることもありません。
虫の嫌う香りとは、ラベンダー、ゼラニウム、レモン、レモングラス、シトロネラ、ユーカリプタスなどです。これらの香りには 虫除け効果があります。また、インドのニームノキから採取されるニームオイルは、最高12時間という優れた虫除け効果があります。 ドクターハウシュカはこのニームをベースにしたオイルを作っています。

アイテム紹介

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